長期的な病勢を把握する上で有用なのは、血清IgE値です。
ダニ・ハウスダスト・花粉・真菌・動物の上皮などに対する特異的IgE抗体もあわせて測定することにより、診断や悪化因子の検索に有効です。
乳幼児では食事アレルゲンの関与を疑う症例には、食事に対する特異的IgE抗体の測定やプリックテストなどの皮膚テストを行い、悪化因子を検索します。
また、化粧品や外用剤による接触皮膚炎を合併している場合もあるので疑わしい時はパッチテストを行い、悪化原因を見つけていくことは重要です。
2008年6月11日
合併症とは?
アトピー疾患で知られている最も頻度の高い合併症は気管支ぜん息やアレルギー性鼻炎・結膜炎です。
その他に皮膚感染症として細菌感染である”とびひ”ウィルス感染である”みずイボ”・”ヘルペス”などがあります。
これらは、放置する事により難治化・重症化するため早期に皮膚科受診をされた方がよいでしょう。
眼科的疾患としては白内障・網膜はく離は重要で、顔面皮疹の重症例に多いと言われています。
失明にいたる重篤な疾患の網膜はく離でも、初期の段階で自覚症状が全く無いため、まずは定期的な眼科受診が必要です。
予防としては、目を強くこすったり、叩いたりしないことです。
また、円形脱毛症・接触性皮膚炎(外用剤や化粧品など)などの合併も知られています。
その他に皮膚感染症として細菌感染である”とびひ”ウィルス感染である”みずイボ”・”ヘルペス”などがあります。
これらは、放置する事により難治化・重症化するため早期に皮膚科受診をされた方がよいでしょう。
眼科的疾患としては白内障・網膜はく離は重要で、顔面皮疹の重症例に多いと言われています。
失明にいたる重篤な疾患の網膜はく離でも、初期の段階で自覚症状が全く無いため、まずは定期的な眼科受診が必要です。
予防としては、目を強くこすったり、叩いたりしないことです。
また、円形脱毛症・接触性皮膚炎(外用剤や化粧品など)などの合併も知られています。
臨床症状の特徴など
年齢により特徴的な臨床像をとります。
①乳児期(生後2ヶ月から4歳頃まで)
被髪頭部や顔面の皮疹からやや遅れて頸部や腋窩部位に、次に胸腹部・背部・四肢に皮疹の出現が認められます。
②幼少児期(4歳ごろから12歳まで)
皮膚の乾燥傾向が強くなり、掻破行動(かきむしる)により皮膚が厚くなり、苔癬化局面を形成します。
特に肘窩・膝内側などに皮疹が認められます。
特徴的所見に耳周囲の紅斑や耳切れが認められます。
③思春期・成人期(12歳以降)
顔面・頚部・胸部・背部などの上半身に皮疹が強い傾向が見られます。
苔癬化傾向はより強くなり、範囲が拡がります。
皮疹が顔面から頚部に顕著である顔面型や孤立性で痒みの強い丘疹が躯幹・四肢に多発する痒疹型が特有で難治です。
①乳児期(生後2ヶ月から4歳頃まで)
被髪頭部や顔面の皮疹からやや遅れて頸部や腋窩部位に、次に胸腹部・背部・四肢に皮疹の出現が認められます。
②幼少児期(4歳ごろから12歳まで)
皮膚の乾燥傾向が強くなり、掻破行動(かきむしる)により皮膚が厚くなり、苔癬化局面を形成します。
特に肘窩・膝内側などに皮疹が認められます。
特徴的所見に耳周囲の紅斑や耳切れが認められます。
③思春期・成人期(12歳以降)
顔面・頚部・胸部・背部などの上半身に皮疹が強い傾向が見られます。
苔癬化傾向はより強くなり、範囲が拡がります。
皮疹が顔面から頚部に顕著である顔面型や孤立性で痒みの強い丘疹が躯幹・四肢に多発する痒疹型が特有で難治です。
2008年5月27日
アトピー性皮膚炎とは
アトピー性皮膚炎とは憎悪、寛解を繰り返す、かゆみのある湿疹を主病変とする疾患であり、アトピー性皮膚炎を患う方の多くはアトピー素因を持っています。
アトピー素因とは
①家族歴・既往歴に気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれか、
あるいは複数の疾患がある、
②IgE抗体を産生しやすい素因をもっている
ということです。
アトピー性皮膚炎はアトピー素因という遺伝的な体質やさまざまな環境因子(悪化アレルゲン、乾燥肌などの皮膚状態)精神的な要素(ストレスなど)が複雑に絡み合って発症します。
臨床経過は大まかに以下のタイプに分けられます。
①乳児期に発症し2歳未満で軽快するタイプ
②乳児期に発症しゆっくり軽快するタイプ
③いったん治癒していた皮疹が思春期以降に再発するタイプ
④5歳以降に初発するタイプ
このように個々人によって多様であることもアトピー性皮膚炎の特徴です。
一般的には加齢とともに数は減少し一部が成人型のアトピー性皮膚炎に移行すると考えられています。
最近の疫学調査では学童の約一割が罹患していると示されており、年齢を重ねるにつれて症状が悪化する傾向にあることです。
アトピー素因とは
①家族歴・既往歴に気管支喘息、アレルギー性鼻炎、結膜炎、アトピー性皮膚炎のうちのいずれか、
あるいは複数の疾患がある、
②IgE抗体を産生しやすい素因をもっている
ということです。
アトピー性皮膚炎はアトピー素因という遺伝的な体質やさまざまな環境因子(悪化アレルゲン、乾燥肌などの皮膚状態)精神的な要素(ストレスなど)が複雑に絡み合って発症します。
臨床経過は大まかに以下のタイプに分けられます。
①乳児期に発症し2歳未満で軽快するタイプ
②乳児期に発症しゆっくり軽快するタイプ
③いったん治癒していた皮疹が思春期以降に再発するタイプ
④5歳以降に初発するタイプ
このように個々人によって多様であることもアトピー性皮膚炎の特徴です。
一般的には加齢とともに数は減少し一部が成人型のアトピー性皮膚炎に移行すると考えられています。
最近の疫学調査では学童の約一割が罹患していると示されており、年齢を重ねるにつれて症状が悪化する傾向にあることです。
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